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温かな家があれば人生は豊かになる

🔶祝福された引っ越し

私たちは最近引っ越ししました。大阪に来て3度目の引っ越しですが、引っ越しをする度に様々な気づきが与えられ感謝です。9年前香港から大阪への引っ越しは、お腹の大きな師母と私ふたりきりで住む場所を決め、ひとつひとつ生活に必要な家具などを買い揃えました。今回の引っ越しは、師母、息子、私の3人での引っ越し、9年前に比べると荷物も3名分となり家族の歴史を感じます。今では教会の神の家族も増え、今回は物件を選びから引っ越し当日まで、兄弟姉妹の皆さんがたくさんヘルプしてくださいました。引っ越しは重労働ですが、途中一緒にお弁当を食べたり、疲れたらお茶をしたり、作業をしながらおしゃべりしたり、とても楽し

く、心もお腹も満たされ、新しい出発という期待も後押しし、感謝な引っ越しとなりました。


🔶家には家族ひとりひとりが必要

何も運ばれていないガランとした新居に掃除と寸法を測るために入った時、荷物がすべて運びだされたガランとした慣れ親しんできた旧居に別れを告げた時、荷物がないということもありますが、人の気配がない、生活感が全くない部屋は寂しいなぁと感じました。それは私自身、家族と共に刻んだ大切な時間、出来事、人生そのものが住む家の味付けになっていると感じたからではないでしょうか。一般的に「家」とは、家庭、社会、文化の象徴として、そして人々のアイデンティティの一部として、この一字は日本人の生活に深く根ざしています。家は安全で安心な避難所であり、家族の愛と絆の象徴であり、そして私たちの日常生活において欠かせない場所です。同時に主の「家」である教会にたくさんの兄弟姉妹が集まり、兄弟姉妹それぞれが経験してきた人生が見事に味付けとなっていて、神の御腕の中で憩う安心感があり、人々が楽しみながら集まっている教会という「家」の姿は本当に麗しいと感じました。「家」にはひとりひとりの存在が必要なのです。

 

🔶新しい家で新しい出発

私はこの新しい家での新しい出発への期待で胸が膨らんでいます。だんだんと片付いていく部屋を眺めながら、家族と過ごす時間に安心感を覚えています。ここで家族と人生の新たな章を共に過ごし、新しい出来事を共に経験し楽しみ、また大切な神の家族である皆さんとも、豊かであたたかい交わりを持って行く。私たちひとりひとりが家に集まるならば、神様がご自身もその真ん中に居てくださいます。神様がまた新しいドアを開いてくださった恵みに感謝します。

 

皆さんにとって家族、神の家族の存在があなたの家で、教会で必要です。家族と共に、豊かな人生の時間を共に経験し、楽しみ、家を味付けしていきましょう。神様の臨在があなたに、あなたの家族に、あなたと家族の人生にのぞみ、平安と祝福があるようにお祈りいたします。

 

詩篇 26篇8節

主よ。私は、あなたのおられる家と、あなたの栄光の住まう所を愛します。

 

2024.09.29 611チャーチ大阪 主任牧師 宮崎 出

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